上位レジストラによるドメインのWhois情報のルール厳格化のお知らせ

ドメインの最上位機関であるicannの方針変更により、プライバシー保護の強化を目的としてwhois情報の取り扱いに関する規定が厳格化されました。

この方針変更に伴い、これまでは容認されていた場合も、今後は「Whois情報が不正確」だと判断され、ドメインのご利用が制限される可能性が高まっております

特に、エンドユーザー向けにWhois情報を代理公開する機能を提供している場合に、組織情報に「Privacy」「Protection」などのキーワードを使用して、Whois情報として代理公開しているケースが多く見受けられますが、今後はこのような設定が認められなくなるようです。

▽今後は不正とみなされる組織情報の例
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Whois Privacy Protection Service

※「WHOIS情報公開代行サービス」を利用していないのにも関わらず、ドメイン登録者情報として「代理公開情報」であることを示すような情報が登録されており、真の登録者の正しい名称(組織名または個人名)が登録されていない状態

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住所や電話番号は正しい情報を、担当者には実在する人物の姓名を、そして組織情報につきましてはサービス名や機能の名称ではなく、正式な組織名を設定していただくよう、お願いいたします。

【補足事項】ICANN規則に基づき、レジストラはデータエスクロー機関に対して、定期的に各ドメイン名の真の登録者情報を提出することが義務付けられております。そのため、お客様におかれましても、正確な真の登録者情報をレジストラ側にご提出いただく必要がございます。何とぞご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

なお、各社が提供するWhois検索機能などによって一般に公開される情報(Whois情報)につきましては、これまで通り「WHOIS公開代行サービス」を表す内容を表示いただいても問題ございません。

Whois情報が不正確な状態のまま、何も対応されなかった場合は先述のとおり、ドメイン名がご利用できない状態になる可能性が非常に高いため十分にご注意くださいますようお願いいたします。


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